エアコン取付後にお客様からの質問にお答えしました。
2021/04/25
お客様から質問を頂きました。
先日エアコンを預かり、事務所で分解洗浄したエアコンを取り付けに伺いました。
工事完了後、試運転を済ませお客様とお話ししていた時に「聞いてもいいですか?」
と尋ねられた話なのですが、
「部屋が涼しくなって、少し寒くなったので運転を止めると内部クリーン運転を開始し、暖かい風が出てくるからすぐに部屋が暑くなる。」
とのこと。
冷房運転をすると、エアコン内部は結露します。そのままにしているとカビや雑菌が繁殖しやすいので、冷房運転停止後に乾燥を早めるために送風運転を開始します。
今までお伺いしたお客様の中には運転がしっかり停止していないと不安だと仰い、内部クリーン運転も停止しておられた方もいらっしゃいましたが(苦笑)カビの抑制のためなので、内部クリーン運転は停止しないことをお勧めします(笑)
そして、一部の機種では内部クリーン運転を送風ではなく暖房(といっても少しだけですが)で乾燥を早める機種があります。
ですから寒いくらい涼しくなったのに、すぐに暑くなってまた運転を開始してしまうんですね。
僕からのアドバイスとしては、運転を止めるのではなく温度調節や風量を弱設定にしてはどうでしょうか、とお伝えしました。設定温度を1~2度(27~28度設定)上げてあげれば、エアコンが自動で運転を一旦停止するので、少し汗ばんでくるようなら温度を下げたり風量を上げてあげればいいと思います、と。
その方が結果的に節電になるかもしれません。ともお伝えしました。
家電量販店では最高級のエアコンを勧めてきます。そして、高級機種なので自動でエアコンが調整するから運転だけすればいいと説明不十分に売る販売員もいます。
体感温度は人それぞれなので、やはり調整はご自身の好みに合わせないとだめですよね。